2018/06/07 12:23

 「5月20日の同窓会会場で販売する」という期限を決め、ISBNを取得し、次にするべきことは、原稿作成です。本にするための原稿がなければ話になりません。

 当初は、ブログの記事をもとに由紀先生に加筆してもらい、さらに私が解説文を加える共同執筆をする予定でした。しかし、それでは時間が足りません。私も日々の研修執筆業務を抱えていますし、由紀先生は子宮がんの手術を控えているのですからなおさらです。
 そこで、これも奥の手を出すことにしました。加筆することなくブログ記事を編集構成して1冊分の原稿にしてしまおう、という作戦です。幸いなことに由紀先生には、10年近くにわたって書き続けてこられ、現在も継続中のブログがあります。
「凶暴な娘たちと戦う極真カラテ みけねこ日記」https://ameblo.jp/mikenekomannma/ 
 この中には、誰もが深く心を動かされるようなエピソードや言葉が数多くつづられています。それを抽出し再構成すれば、本1冊分くらいにはなるのでは、という目論見です。
 そこでさっそく、すべてのブログ記事を読み、原稿になりそうなものを選択していく作業に取り掛かったのですが・・・。これが大変でした。なにしろ由紀先生本人も「ブログをまとめてみようと思って見返したが、途中で嫌になってやめた」と言われるくらいの文章量です。さらに、中には感動的な記事もありますが、ほとんどは日々のどうでもいい雑記で、ふざけて書いたようなものも少なくありません。「ただのバカ話」というカテゴリーもあるくらいです。
 そこから本に載せられそうな記事、文章を拾っていきますが、日々の思い付きで書かれた断片的な文章ですから、それを並べただけでは原稿にはなりません。
 それでも、とにかくやらなければ!ということで、すべての記事を読み、使えそうなものは印刷し、それを並べては整理編集する、という作業を行いました。それが今年のはじめから3月頃にかけてのことです。