2018/05/14 14:52
まっすぐな線を描くのが難しいように、まっすぐに生きるのは難しい。それでも、ただひたすらに、まっすぐに生きたいと願う。
二人の娘に、女として生まれてきた事に失望してほしくない。そう思うほどに、女に生まれて来た事を素直に喜べない世界を生きて来ました。
いつか、私の娘も、そして、この本を手に取る人も、そんな壁に直面する日が来るかもしれない。
女性という既成概念の鎖に、身をよじりながら抗い、それでも自由に一人の人間として、誇り高く生きたい。少しでも、前向きに生きる希望を持つことが出来たら。
人生は、もっと明るく、笑顔で乗り越えていけるんだと、この本を読んで少しでも希望を持ってもらえたら。
受け入れてもらえない世界を強引に引き入れる力は、つねに自分自身の中にあるのだと。
私が特別だったわけではありません。
誰もが直面する壁。
その壁にバカ正直にまっすぐ全力で体当たりした私の人生が、誰かの背中を押すことができたら…こんな嬉しいことはない、と思い、これまで書き溜めたブログを本にまとめることにしました。
空手に限らず、あらゆる分野で自分の生き方を模索し、壁を越えようとするすべての女性に読んでいただきたいと願っています。
山本 由紀